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懸命に介護したのに財産管理の証明ができなかったために…

10年前に父が亡くなった時にすべての財産を母が相続しました。母一人が生活してゆくには十分すぎるほどの金額でした。

元気だった母が一転、骨折で不自由になり自分一人では出歩くことも出来なくなりました。長男は東京、三男は大阪、近くに住む私が母の介護につくことに。日常の買い物や病院への送り迎え、食事の用意など身の回りのことは全てやりました。

10年間介護の末母が亡くなり、四十九日の法要の日、長男・三男から母親の遺産分けの話が出ました。その時の母の遺産は、父から相続した時点よりかなり減っていました。母の介護を含め財産管理をしていた私が使い込んだのではないかと疑われることに。

父の残した遺産がほとんど無いのは母の近くにいた私が使い込んだというのです。自分たちは介護もせず財産だけは人一倍欲しい兄弟には呆れるばかり。そのうえ、介護や病院にかかった費用を証明する証拠を出せとまで言われ、もう我慢も限界。実家を売却した金額を3人で分ける際、証拠がないので特別受益分として私の相続分から大きく差し引かれ、受け取ったのは雀の涙。

母が悲しむと思って争うことはしなかったけど、こんな結果は望んでいませんでした。母の元気なうちに何か出来ることあったのかな?証拠ってなにを用意しておけばよかったのかな?

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解決

親の介護問題はどの家にも降りかかってくる問題です。ましては、兄弟が他の都市で生活していて一人だけが近くにいる場合どうしても近くに居る者が介護をしなくてはいけません。財産の管理から各税金の支払いを含め、食事代や生活費など目には見えないような些細な出費も必要になります。介護費用も含め生活費1ヵ月25万とみても10年で3000万円は必要になります。まさに「ちりも積もれば山となる」ですね。父が残した財産はあっという間になくなってしまいます。場合によっては蘇生装置をつけて何十年もの入院もありまます。今回の場合は母親のお財布から出したお金は全て領収書を取っておきましょう。きれいにまとめなくてもいいので、ビニール袋でもいいですからその中にため込みましょう。使途不明なんてことは無くなります。また、生前お元気なうちに「公正証書遺言」でどの様に分割するか決めておくのも重要です。「尊厳死公正証書」なども万が一の対策になりますので検討してみましょう。

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